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正智深谷高校が目指すもの

「2020年」、東京でオリンピックが開催されます。現在、組織委員会を中心に運営体制や施設面の整備が急ピッチで進められています。そして、教育界においても「2020年」は大きな転換点となり、現在の中学3年生が高校3年生となる「2020年」から、現行の大学入試の仕組みが大きく変わります。いわゆる「2020年大学入試改革」です。従来の大学入試センター試験に替わって、「高等学校基礎学力テスト(仮称)」と「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」が新たに導入されるとともに、国公立・私立大学の入試問題の内容や形態を大きく変化させるという改革の方向性が打ち出されています。毎年50万人以上が受験する大学入試センター試験では、基礎的な学習の達成度を判定してきました。「正答に対する知識を限られた時間で正確に再生する」現在の試験では、点数での評価が中心となり、学習内容を暗記中心に偏らせてしまうという課題が生じていました。この課題を解消するために、新たに導入されるのが「大学入学希望者学力評価テスト」を中心とした、新しい大学入試制度です。ここでは基礎的な学力だけでなく、高等学校教育までに身につけた「生きる力」「確かな学力」が多面的・総合的に評価されます。そこでは教科型の問題に加えて、「思考力・判断力・表現力」を評価するために、合教科型の出題も予定されています。さらに、各大学の個別試験では「主体性・多様性・協働性」までを求めるとされ、試験形態には「プレゼンテーション、集団討論、資格試験など」が例示されています。

 こうした大学入試改革が実施される背景にあるのが、「社会から求められる学力の変化」です。小中高大16年間の学校生活における「できる」と、社会が求める「できる」とのギャップが大きくなっている現状です。AI(人工知能)がますます多くの分野で活用され、働き方をはじめとするライフスタイルの変化が著しい現代社会においては、「問題解決力」「コミュニケーション力」「自己表現力」の育成が強く求められ、真の「生きる力」となってきています。こうした時代の変化に対応するために平成30年度より系統コースを大きく改編します。併せて時代が求める「ICT活用」「PBL(問題解決型学習)」「グローバル教育」を中心とした「21世紀型教育」に取り組んでいきます。正智深谷の「変わらないもの」を守りながら、「変化していくもの」に対応するために、「正智深谷高等学校イノベーション計画」= 「SHIP:Shochi-Fukaya High school Innovation Plan」を掲げ新しい教育に漕ぎ出していきます。

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