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ト・モ・ダ・チ

4月12日(木)

入学式から間もなく1週間。

新入生も新しいクラスに少しずつなじみ始めているところでしょうか。

中学校までとは異なり、高校のクラスメイトは様々な地域の中学校から集まってきています。

通学方法も違えば、登校時間も違います。

高校になって初めて出会う人がほとんどで、顔見知りが全くいないようなケースもあることでしょう。

新入生と言うと、子どものころよく歌った「1年生になったら」という歌があります。

その歌詞の中には、「1年生になったら、友達100人できるかな」というフレーズが出てきます。

私は正直言って、このフレーズがあまり好きではありません。

と言うのも、「友達が100人できないといけない・・・」という風に聞こえてしまうからです。

そうすると、「友達ができないこと=ダメなこと」。「友達が出来ない人=ダメな人」という風に聞こえてしまうのです。

友達が多いことは悪いことではありません。

でも、「友達」とはどういう人のことを言うのでしょうか。

辞書を引くと、「互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃっべたりする親しい人」と出てきます。

でも、「一緒に遊んだりする人」と「互いに心を許しあう人」とは、ずいぶん違うような気がします。

そういう意味では「友達」の定義はとても難しいように感じますし、逆に「友達」の定義は無いのかもしれません。

SNSの発達した現代社会においては顔を見ないコミュニケーションが増えた結果、スマホ等でつながっていることを「友達」というのかもしれません。

よく「高校時代の友達は、一生の友達」と言われますが、私には残念ながら、今でも付き合いのある高校時代の友人は、ほとんどいません。

それでも、毎日の生活は充実していますし、悩んだり困ったりしたときの対処方法は、自分なりに身につけているつもりです。

ただ一緒にいるだけでホッとするような「友達」はいませんが、喜びや、悲しみや、感動を共有し、お互いの存在を認め合える人は沢山います。

そういう意味では、「友達」ももちろん大切ですが、お互いをリスペクト(尊重)し、存在を認め合うことこそが大切なのではないでしょうか。

そうした気持ちで人と接していると、気付いたときには、本当の「友達」になっているのかもしれません。

多くのことを相手に期待すると、その期待に沿わないときには傷つきます。

逆にあまり多くのことを期待していないと、相手の小さな反応が大きな喜びに変わります。

人間関係の一番のコツは、減点法ではなく、加点法で人と付き合うことではないでしょうか。

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